速度違反で警察に捕まらないために
お盆の時期も終わり、車で出かける時期は少なくなってきましたが、仕事でもやはり車を運転するという方は多いのではないでしょうか。また、土日に少しドライブなどで目的地に少しでも早く到着したい!とついついスピードを出したくなりますよね。
これから車を運転するよという方々に向けて、スッピード違反で捕まって「会社に報告しなきゃ」、「せっかくの休みが台無し」とならないための知識を少し提供できればなと思います。
ただし、このブログは速度違反を助長するわけではありませんのでご注意ください。
車は自分に合った速度で安全に運転しましょう。
スピード違反はどうして捕まるのか
まず、道中でスピード違反を取り締まる方法をあげます。
- オービス(自動速度違反取締装置)
- 固定式
- 追尾式速度取締
大きく分けてこの3つで警察は速度違反を取り締まっています。
また、速度違反取締を行う場合には「取り締まりを行っている」という内容の掲示を路線の手前でしなければならないという規定があります。
このこれらに注意すればドライブで捕まる確率も格段に減るのではないでしょうか。
・オービス(自動速度違反取締装置)
はじめにオービスとはカッコ書きの通り、自動で速度違反車を取り締まる装置のことです。その装置の前を通ると自動で速度が測定され、速度違反をしている場合は写真を撮影し、管轄の警察署に写真と速度のデータが送られます。その写真に写っているナンバーと人物から所有者を割り出し、後日、自宅に「〇月✕日までに出頭するように」という内容のはがきが届きあえなく御用となります。(詳細は省略)
このときに、社用車やレンタカーであった場合は車の所有者側にまずはがきが届き、当時の運転者に出頭命令がだされ罰せられてしまいます。
しかし、このオービスに取り締まれるルールが有り、そこにいくつか抜け穴があるのです。
・事前に取り締まりをする掲示をすること
・写真にナンバープレート、顔が写っていること
・ナンバープレートと顔のどちらも鮮明に写っている必要がある
・写真にビニール袋などが写ってはならない
などです。
ここで注目してほしいのは3項目の”鮮明に写っている必要がある”という部分です。
裏をかえせばナンバーまたは顔がぶれていた場合取り締まれないのです。
「オービスを光らせたがはがきが来なかった」という話をよく聞きますが、実はこの部分が大きく関係しています。よく言われる、「フィルム切れ」ということはなく、フィルム切れの場合はオービスが光ることすらありません。
出頭した時に事実確認で写真を見せられるのですが、このときに鮮明に写っていないと言い逃れされてしまうため、ぶれている写真では検挙できないそうです。
また、ブレる写真というのは秘密があって、早すぎる車を撮影した際はブレてしまうことが多いそうです。オービスのシャッタースピードは1/1000秒~1/1200秒で夜間で200km/h以上出てれば撮られても検挙されないかもしれません。
また、有名な話ですが、オービスは測定する速度の下限があり、制限速度のだいたい30km/h超過まではオービスが反応しません。反応するのはほとんど40km/h超過から上の速度を出している車が撮影されます。
そうなるとオービスに撮影された場合は一発免許没収になっていしまうので、オービスの近くを通る際には気をつけましょう。
先頭車両だけ捕まるは嘘だった。
このブログに来た方なら多分一番気になるポイントではないでしょうか。よく「スピード違反で捕まるのは先頭車両だけ」というのを聞きますよね。しかしそれを鵜呑みにして「速度出てるけど先頭じゃないから大丈夫!」と走っていると痛い目に合うかもしれません。
では、本当は何なのかって話ですよね。
確かに先頭車両は捕まる確率は高いです。
固定式速度取締の場合は速度を測定し始めてから最初に速度違反をした車が止められます。しかし、その後も連続で速い車が来た場合、駐車スペースに余裕があれば次の車も止められてしまうのです。
また追尾式だと後続車両のほうが捕まる確率が高くなってしまいます。速度の早い車列が覆面パトカーの横を追い越したとします。そこで覆面パトカーはわざわざその車列の先頭の後ろに無理に割り込もうとはせず、余裕を持って車列の最後尾に付き、速度を測定し、測定された後続車を捕まえることになるます。
もっというと、オービスは先頭・後続かかわらず一定の速度を超えている車が連続で来ようとバシバシ写真を撮ってしまいます。
ですので、もし車列で周りの車が早い場合は、みんなに抜かしてもらうか、先頭・最後尾は避けて運転すると良いかもしれません。
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